ドンモグの競馬コラム|豆知識シリーズ #12
馬の視野は約350度!
ブリンカーを付ける本当の理由
どうも、ドンモグです。豆知識シリーズ第12回は、馬の「目」の話。
馬の目は顔の横に付いています。このおかげで、首を動かさなくても約350度という驚異的な範囲が見えている。ほぼ真後ろ以外、全部見えているんです。
広い視野は「獲物側」の進化
肉食動物の目が顔の正面に付いている(獲物との距離を測るため)のに対し、草食動物の馬は「どこから敵が来てもすぐ気づく」ことを優先して進化しました。視野の広さは、馬が本来ビビリな動物である証拠でもあります。
だからブリンカーが効く
レースで馬の顔に付いているカップ状の馬具、あれがブリンカー(遮眼革)です。役割は視野をあえて狭くすること。
| 馬の課題 | ブリンカーの効果 |
|---|---|
| 周りの馬や観客が気になって集中できない | 横・後ろを見えなくして前に集中させる |
| 並ばれるとひるむ | 相手を視界から消して闘争心を保つ |
出馬表には「B」マークで表示され、初めて装着するときは「ブリンカー初装着」として注目材料になります。集中力が変わって、走りが一変する馬がいるからです。
気性難だった馬がブリンカー1つで別馬のように勝ち上がる。道具ひとつで才能が開花する瞬間も、競馬の面白さのひとつです。
🐴 もうひとつ豆知識
ブリンカーとは逆に、シャドーロールという鼻の上のモコモコした馬具もあります。これは足元の影などを見えなくして、頭を下げずに走らせるためのもの。名馬ナリタブライアンのトレードマークとして有名になりました。
ブリンカー以外の「集中させる」馬具たち
| 馬具 | 付ける場所 | 目的 |
|---|---|---|
| ブリンカー | 目の横(カップ状) | 横・後ろの視界を遮り前に集中 |
| シャドーロール | 鼻の上(モコモコ) | 足元の影を見せず頭を下げさせない |
| メンコ | 頭全体(覆面) | 音を和らげ、耳に集中させる |
| チークピーシズ | 頬の横(羊毛) | ブリンカーより軽めに視野を制限 |
出馬表や馬柱には、ブリンカーは「B」、初装着は「初B」などと表記されます。装着の有無が変わった馬は、前走と条件が違うということなので、成績が一変する可能性があるサインとして注目されます。
「馬具の変更」を予想に使うコツ
馬具の変更は、陣営が「何か課題を感じている」証拠です。ブリンカーを付けるなら「集中力に課題あり」、外すなら「効果が薄かったか、気性が落ち着いた」といった具合。特に注目したいのは、能力は高いのに気性面で結果が出ていなかった馬への初ブリンカー。ここで一変して激走するケースは毎年のように見られ、人気薄なら高配当のチャンスになります。
視野の話から見える、馬という動物
広い視野は、馬が本能的に「周りを警戒し続ける動物」だということを教えてくれます。だからこそパドックでの落ち着き、返し馬での気配、ゲート入りの様子といった「精神面」が、能力と同じくらいレース結果を左右します。データだけでなく馬の気持ちを想像する視点を持つと、競馬はもう一段深く楽しめます。
よくある質問
Q. ブリンカーを付ければどの馬でも速くなりますか?
A. なりません。ブリンカーは「周りが気になって力を出せない馬」に効く道具で、もともと集中できている馬に付けると、逆に周りが見えず不安になって走らなくなることもあります。だからこそ陣営は慎重に判断しますし、装着後に効果がなければ外すこともあります。馬具は万能薬ではなく、その馬の課題に合わせた処方箋のようなものです。
🐴 ドンモグのひとこと
出馬表の「B」マーク、特に「初B」は俺も必ずチェックする材料。人気薄の初ブリンカーで一変、なんてのは配当的にも美味しいパターンだぞ。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、馬券の的中を保証するものではありません。馬券の購入は自己責任でお願いします。


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