ドンモグの競馬コラム|豆知識シリーズ #4
なぜ競馬場には
右回りと左回りがあるのか?
どうも、ドンモグです。豆知識シリーズ第4回は、競馬場の「回り」の話。
東京競馬場は左回り、中山競馬場は右回り。同じJRAなのに、なぜ回る方向がバラバラなのか、考えたことありますか?
JRA10場の内訳
| 回り | 競馬場 |
|---|---|
| 左回り(3場) | 東京・中京・新潟 |
| 右回り(7場) | 中山・阪神・京都・福島・小倉・函館・札幌 |
実は「こっち回りが正式」という世界共通ルールは存在しません。土地の形や歴史的な経緯で決まっただけ。イギリスには右回りも左回りもあり、アメリカはほぼ全部左回り、と国によってもバラバラです。
馬にも「得意な回り」がある
ここからが馬券に直結する話。人間に利き手があるように、馬にも得意な回りがあります。コーナーで内側の脚に体重を乗せて曲がるため、脚の使い方に得意・不得意が出るんです。
「東京では走るのに中山ではさっぱり」という馬、データを見ているとよくいます。成績欄で右回りと左回りの成績を分けてチェックするだけで、予想の精度は一段上がります。舞台替わりの馬は特に要注意です。
「回り」だけじゃない、直線と坂の合わせ技
回りの向きに加えて、コースの個性を決めるのが直線の長さと坂です。
| 競馬場 | 直線 | 特徴 |
|---|---|---|
| 東京(左) | 約525m | 長い直線+緩やかな坂。差し馬に出番あり |
| 中山(右) | 約310m | 短い直線+ゴール前の急坂。先行馬が粘りやすい |
| 新潟(左) | 約659m | 日本最長の直線。ヨーイドンの瞬発力勝負 |
同じ距離のレースでも、「左回り・長い直線」の東京と「右回り・急坂」の中山では、求められる能力がまるで違います。だから東京で強い馬が中山で凡走したり、その逆が起きたりする。「回り」×「直線」×「坂」の3点セットでコース適性を見るのが、コース予想の基本です。
「左回り巧者」「右回り巧者」はデータで見抜ける
馬柱(うまばしら=過去成績の一覧)を見るとき、着順だけでなく「どの競馬場で走ったか」を確認すると、回りごとの得意・不得意が浮かび上がります。東京・中京・新潟の3場での成績と、それ以外の右回りの成績を分けて集計してみてください。片方だけ極端に良い馬は、舞台替わりで大きく評価が変わります。
| パターン | 例 | 予想での扱い |
|---|---|---|
| 左回りのみ好走 | 東京で連対・中山で凡走 | 東京の重賞では人気以上に評価 |
| 右回りのみ好走 | 阪神・京都で好走・東京で大敗 | 左回り替わりは割引 |
| 両方で好走 | 場所を問わず安定 | コース適性より展開重視で |
回りだけでなく「コーナーの角度」も違う
同じ右回りでも、中山はコーナーがきつく小回り、京都は3〜4コーナーが緩やかで大回りと、形状はバラバラです。小回りコースでは器用さと先行力が、大回りコースでは末脚の持続力が問われます。回りの向きとコーナーの形状、この2つを組み合わせて見ると、「この馬はこのコースで走れそうか」の精度がぐっと上がります。当ブログの枠順記事でコース解説を丁寧に入れているのは、そのためです。
🐴 ドンモグのひとこと
俺が予想でよく使うのがこの「回り替わり」チェック。前走大敗でも「左→右替わり」なら巻き返し余地あり、と見て妙味を拾うことがある。豆知識は馬券に効くんだ。
🐴 もうひとつ豆知識
地方競馬まで含めると、日本の左回りはさらに少数派。大井や船橋など南関東の主要場も右回りが中心です(川崎も右回り)。一方、世界最高峰の一つ、アメリカのケンタッキーダービーは左回りのダートで争われます。日本馬が海外遠征するときは「回り」と「馬場」の両方への適応が課題になるわけです。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、馬券の的中を保証するものではありません。馬券の購入は自己責任でお願いします。


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